「短針と長針を交換してみたり、破いた高そうな絵画の補強にポスター使ったり
ヘソクリ見つけてネコばばったり」

さて、ここに遠坂さんちで紛失したと思われている時計の針があります。
原因は虎です。
家庭訪問で色々パクって来たと自慢話した折に戦利品として没収しました。厚かましくもあがり込んで
お茶入れてもらっている間に、アイツがもの珍しい洋館に悪戯しないわけが無いんです。
現実、長年出入りされている衛宮邸では大黒柱で爪磨ぎされて酷いことになっちゃってますからねー。

「藤村先生?あ・・・ああ、アンタあれとよく暮らしてるわね。
嫌がってたのに、滅茶苦茶嫌がられてるってのを察してくれなかった話の通じない暴君じゃないの」

「なんだか気があうじゃん」

シオンと凛は悪友になってました。

■
キルビルのゴーゴー夕張みたいに日本刀は黒髪美少女じゃないと ダ メ なのです。
シオンは赤髪だからね。銃器が好き、カラシニコフが好き、黒光りする銃身が好き、薬莢が大好き。
ナイフは嫌い。
ヘタリアは大嫌い、生きてるドイツが好き。大砲こそが至高。
んで、無精ひげはは万死に値する。死ね→キリツグ。


黒髪じゃないし、毛唐。赤髪。
えぐいのが良い。すちーむろーらー殺したい。死死累々おおきく殺したい。
チャカはありの方向で、シオンの魔術はリボルバーじゃない。ちまちまやってない。
魔術ラインの本数は変わらず、早さが違うよ!!!!!!!!!

あと空の容器(○っちゃん)でバーサーカーと闘えるよ、強化してさ。
そこら辺に落ちてたペットボトルで。w
石橋を叩いて渡るっていうけど、バーサーカーと二人で基礎に深刻なダメージ与えちゃうんだ。
最後は崩壊させて、セイバーがメイド服で出前・・・橋の向こう側とこちら側だけど
勝負は預けることになるよ。w
凛は悪夢を見ているのだと思っちゃうけど、仕方ないね。だってシオンって明らかに最凶だもん。

+ちなみに酒盛り場だと、ビール瓶は宝具B+、一升瓶はB+、ワインはC+の強化となり
「破壊された。もう終わりだわっ」
「違う。あれはーっ」
宝具A+になる『底が割れたガラス瓶』が出現し、夜の使用では『大虎』の固有結界となる。w
「きれいな顔に傷つけたくねーんだろ、だったら大人しく言うこと聞きな!」
となる。w






■遠坂凛。わたしの本当の汚点。

きゃははー
キモーイ
正義の味方は小学生までよねー、むしろ小学生でもヤバイわよねー

というわけで、遠坂凛は子供の一時期、せいぎのみかたをやっていた。
颯爽とよそおうようになったのは青臭かったころの反動で、反抗期が継続されているだけ
その相手も逝ってしまっていた。

冬木の遠坂家と言えば名のある魔術師といえよう、日本で五指とでも言えようが所詮極東に流れた血の末裔。
簡単に利用できるだろうと様子伺っていた。
不審者(きりつぐ)

家を守るため覚えたての魔術で追い払っていた










■
セイバー、凛組に。


「さぁ」
この食卓に並ぶ絶品の前に、キラキラ目を光らせてるセイバー。
「いいのですか?」
「ああ。君とは既にマスターを同じくする者同士だ、その上わたしは幸い聖杯にも興味がない」
「それは助かります。全力を尽くすことを約束しましょう」

凛々しく光り輝いてるセイバーをうっとりと見てる凛、アーチャーもいい食べっぷりに
作った苦労が報われて癒されていた。

「ところでさ、なんであんな格好でバイトなんてしていたのよ。
衛宮シオンだから想像つくけど、一応」
「それがアルコール一杯30万円などとボられて、怒ってやったのです。
男以外の良い物に乗せてくれると言うので私は酔っていません大丈夫ですと言ったのですが警察に補導されて
藤村大河に来てもらったのです。
剣が有名とはいえ、これでも騎乗スキルは低くないのですが」

アルコール臭ただよわせて外人のふりしても、見ため小娘だ。
歓楽街でパクられたのか?

「またも衛宮に呼ばれた腹いせだったのですが高くつきました。
前回を考えればマシでしょうが、今回も嫌な意味で油断は出来ないマスターでした。



最後まで生き残った私とキリツグですが魔力をはじめ聖杯戦争では有力とは言えませんでした。

「なぜ?」

「アホだったからです。
あのピーは、自分のサーヴァントである私をもてあそんで」







セイバーも実はかなり野生児で王様発言で、黒くて強くて。暗黒面で

魔力は足りていましたが。しかたなく食料を確認するとアルコールしか与えられず不満持っていた。

やけ酒で雷河とはなかよくなりましたが
まさか魔力のことでケチつけたのがここに返ってくるなんて
目を覚ますと素っ裸にされて向こうで切嗣が乱暴にしたって壊れませんから存分に可愛がってやって
下さいなどと言ってる。
この状況には身におぼえあった、戦利品の女子供を兵士に与えたのに非常に似ている。
騙されてホシュウの身になるのは屈辱だったので、男たちを罵倒して抜きまくってやった。
生涯これほどの相手を同時に敵にしなかったが、女と違って魔力吸い取り







策謀する。悪巧みの三人組に危機が迫っていた。

イリヤスフィールの登場、こてんぱんにされる三人組に、前回マスターきりつぐ人形がセイバーを侮辱。
熟れ頃シオンだと戻ってきた。外道さん。
返り討ち。
イリヤが恥辱受けるとも知らず、ふたりのメイドを引き連れて衛宮邸に向かう。

「パパだよ〜帰ってきたよ〜」

甘い。きもい。最低。
いいぐあいに良い子のイリヤはお姉ちゃんですよ〜と養父の真似して進む。無謀ものたちめ。

「」









「う、う〜・・・ん。30万って何処で、ああそうか立て替えたのはシオンなわけだ」
「はい。
それで殿方の相手ができないのなら働けと」
「くそ、衛宮シオンめ!何も知らないセイバーを嵌めてあのような服を
しかも男の喜ばせ方を」

おいアーチャーけっこう喜んでいるんじゃないのか?私もだけど。

「聞き捨てよう。これ馬鹿だから」
「はい」
「しかし胸は」
「はい?何と言いましたか、返事いかんよっては」
「やれ。いいから」
「マスター、支援ありがとうございます」
「なにを怒っている!?二人ともやめ」





食後のティータイム、しばき倒されたアーチャーはボロボロだった。

「とにかくあのマスターは酷い。前回のマスターの血縁でしたから私を呼ぶ確率は高かったのです。
ですからそれとなく、縁ある物さがしたのですが、なにぶん私は霊体になれぬ身」
「そうなの?まあそれはいいわ、二体サーヴァント手にしてるんだから相手の隙も狙えるし」
愚痴が多かったセイバー。
「召喚された時、何処かの組と抗争していたらしく・・・ああ、藤村の名は知っているでしょう?」
「まあね」
「素早く口にピストル突っ込まれて致命傷でした、しかしあの魔力のおかげか
少し黒くなっただけで生き返りました」
「黒?」
「はい?何か言いましたか私」
「・・・うぅん、何も気のせいかしら少し寒いわ。
アーチャー暖房」
「・・・私は英霊で」
「いいからはやく」
「そうです。マスターの健康を害するとは不届きな小間使いだ」
黒い王様が降臨された。
となりに赤い悪魔と微笑んでいて、理想がまた磨耗していく。心は粉ガラス。
「それでマナは教えてくれるんでしょう」
「はいペンドラゴン、わたしはアーサー王と呼ばれる英霊です」



「いずれ君を解き放つ者が現れるだろう。その者…」

女二人聞いちゃいなかった。

「」
「」





「今度やってみなさいギャフンと言わせてやるわ、私自ら動くってところが苦労しそうだけど
やってやるわ。あの会長だってアンタがやったこと知れば協力してくれるでしょ」

「・・・ップ、ゃはははは、さっ、さっすが優等サマの言うことは違う。
ひゃっ、はっ、楽しい。
ありがと。ありがと。
そんな反応が好きなんだ、ほらねマジになる」

からかわれてた?まさか?本気に見えた。















■
カタギと違ってリムジンで遠出したこともある、ただ運動性能重視でスポーツ車に乗ることが多い。
もちろんシオンは運転しない。
裏界隈の男と一緒に遊びに行くこと、仕事しに行くことで使う。銃撃戦の危険あるところも
必ず生還する女だからか幸運の女神と言われている。
「弾?止まって見えることもあるよ」
それが噂でなく真実であることを知っているのは本人のみ、魔法なんて信じない。それが彼女の日常。
ライフルの解体とかできちゃう女の子だから、投影はなるべく使わず強化で乗り切る。実際乗り切れるし。







■
---------→幕間。はやくきて、こなくていいよ、バッドエンド。

「ねー。ししょーこの子ヤダ性格の悪いシオンなんて可愛くない。ストイック気取ってる隣りの教会娘でもいい
から連れてきて楽しくしましょーよ。バッドエンドの癖に生意気だし、他に例を見ないぶっとびっぷりだし・・・
それに両刀で外道だし、あーいうのは可憐で残酷なイリヤちゃんがやるから似合うのよ」
「うーむそーだなー、遠坂さんも面倒みきれないって見捨てるし・・・これは教育する必要があるわね。
このままじゃお嫁にも行けないわ」
「でもなんか藤村組乗っ取り狙ってるみたいですよー。
家がやくざの女教師なのに、ごくせん設定なのに、乗っ取られたら箱入り娘じゃなくて蔵入り娘の行かずゴケー」
「言うなぁー、誰も気づいてない美味しい設定なんだぞー。
くそー仲間由紀恵めー、勝てるかいっ!?
食いしんぼの子どもだったり、寝てるだけの人質だったり、えいごりあんだったりする私を食いやがって」

ガォーぉぉぉぉろろん・・・・・悲しく虎がほえた。

「ししょー心が痛いすっ。
ありがとうございますっ。涙が止まりません」
「うしっ分かれば宜しい。
男女食いまくってるシオンが大人しくしているはずないけど、考えて見ましょう」

・・・・・・想像してみるシオンの新婚生活。あさテレビつけてご飯を待つ夫(バーサーカー代役)。
その巨体を一瞥して、冷蔵庫から出した生卵を硬そうなその頭で割って一言。
「あさごはんよ」
「・・・・■〜」
泣いてる、あの鉄の男が泣いてるぞ。

夜も冷め切ってる。
不憫な夫(偽アサシン)は仕事仲間(セイバー)と熱燗飲んでいた、おでんを食い尽くす気なのかセイバー。
おごりなのに遠慮が無いぞ。
「それでどうなんです手は出せましたか?はぐ、ぬぐ、んーこれは味染み込んでてうまいぞ主人」
「露骨な言い方だなセイバー、ファンが泣くぞ・・・だが同情は欲しい」
いもつのことだと小次郎はアルトリアの凶行を無視、新妻に凄まれて別室にすごすごと移動する日々なのだ。
「あのマスターは腐ってますから、私に食事を与えないという・・・」
「・・・私怨か」
今夜も旦那の枕は涙で冷たい。

「・・・ありそーっすね」
「うむ。若い燕でも囲い出したら手がつけられないわね、ところで付き合ってる男の子っているのかな」
「どーなんでしょーね。そうすると私たちヒロインズの出番がねぇっす」








会長のメガネが血に沈んだ。
「ぷはぁっ、ぅぅ・・・・・」鼻血をぴゅーと噴水みたいに、痙攣までしても幸せそうな顔だった。
「致死量?死んだ?」にやにやと服の隙間から谷間みせて笑うシオン。恐ろしい。






■
「魔術は興味わかねー、それって金になる?便利?
魔法とかまで行くと確かに凄いと思うが、割に合わないしー失敗すると破産じゃなくて即破滅じゃん」

一匹狼がどれだけ粋がったところで組織には勝てない、私の信奉者や奴隷となってる男性なら
藤村の調達と合わせてテロの一つも起こせる。だが損得考えるまでもないので実行しないだけ。
私は馬鹿じゃない。
ふーいんしてい、とか魔法使いは不便な割に儲かりそうもないし永遠の命なんて老人じゃない私にはわからん。

「万年発情種がっ」






◆
「言峰教会謹製の偽造免罪符、このようなレアアイテムを持っておいて損は無い。
浄罪したまえ。その欲にまみれた財産を神にささげたまえ」











■
いりやたんはあはあ

バーサーカーで喧嘩売りに来たイリヤだが相手はガキにも容赦ない、むしろ昔からそうだったシオンは
昼間ふらふらしてたのをとっつかまえた。

お尻ペンペンの後、考えた。
親父の知り合いだし、小火おこしたり火傷くらいの危険性あるなら売りはできないな。
縄抜けマジックとかできそうだしなあ。

身代金とか要求してみるのもいいかもしれない?
「ふんバカじゃない。アインツベルンが私なんかに期待してるはずないわよ、セイバーはキリツグが召喚して
ものなの」
ロリ販売方法と経路を、わんわん泣いたイリヤの前で喋ってるとメイド二人が来た。
「イリヤさまを放せ」
「連れてく。お城でバーサーカーが待ってる」
バーサーカーは昼は使わないがギョウジにかけて
だからメイドを使う。

「そうだ今はメイド二人くれたら帰っていいや、むしろガキはいらん。
桜が逃げたと言うか消えたし、攻め苦にたえられないとか売りはヤダとか気味悪い子になってたから」
それって精神崩壊させたって言うのはでないだろうか?
「本物のメイドがいたら今やってる嗜好プレイ、喫茶店に偽装して営業してるの。
それ繁盛するだろうし」





■------------------------------------ここは02Aの修正に使うかも。
女の子を連れ去ろうとするやつらと、守ろうというやつら、まとめて地面に沈めて
かっさらうのがシオン流。それに女が単純に力で圧倒できるのも恐怖だ、陰謀とか
そんなにも長けていたら恐怖の代名詞だろう。
スタイルは素手で傷つかない鉄壁を押しつぶしてく、戦車のような攻撃と無慈悲さ。

路地裏に連れ込まれた子、そして二人。
「助けて」「お前ら放してやれよ、一人にこんなとこに連れ込んで」「ちっウザイ
何処のガッコかしらねーが、ん・・お前先週の大会に来てたな柔道部か」「そうだ
それなら尚更見過ごすか、有力候補校が問題おこすな」「発散させてーの、色々と
だからな、黙って帰れ」
四人だったが使えるのは何とか二人、あとは偶然居合わせた友人らしい。
「はん人数で勝っててもへなちょこばかりじゃネエか、これからお楽しみ。見てくか?」
それでも人数で押した。
一人を気絶させて、押し返す女の子は足がすくんで逃げられないみたいだった。
「あんたらイジメはかっこ悪いわよ、どきなさい!」
「新手か?だれか応援呼んでいやがったか」
せいぎのみかた、じゃなかった。
「よっと」
バキッ
「え?」
何が起きたか把握できてないおにーさんたち、現れた女はいきなり背中を蹴りぬくと
残ってた四人の救世主たちを弄って、殴って、虐めて、泣かせた。
あげく壊そうとしていた。
「あばら何本折って欲しい?それも足か?折って欲しいんだろ、ほら、おい?」
「お、おいっ。何だよおまえ助けにきたんじゃ」
「まだ居たの帰っていーわ冬木のもんじゃないでしょ、あんたら」
「仲間じゃねえのか?お楽しみ混ぜて欲しいってやつなら歓迎だぜ」
つかつかと近寄って、繰り出した拳でコンクリートを破壊して笑って罵った。
「呼んでないんだよ消えなヘタくそ、はぁん?なんだい」
「コラッてめ、あがっが・・」
足払い、というより脚破壊と言った方が正解だろう。
這いつくばってもだえる二人。
瞬時に二人潰した女、只ものであるはずが無い。
「こんな女の子に乱暴しようって言うゴミも嫌いだけど・・・四人もいて考えなしか、フェミ気取りの
お前らよー男だろ。ちんこついてんのか、女助けようってんだから一人犠牲にしても助けろよ。根性なし」
そこまで言うか・・・恐い女王様が冬木には居たものだ。
「ほら腰抜かしていいのはこれからなんだから」
「はい?はひぃぃぃ!?」
差し出したと思われた手は胸に向かってた、観客に芋虫が六匹いたけどしっかり潰してあるので
ヒィヒィ豚のような悲鳴あげているだけ。やがてそれに嬌声がまじる。
「あ、彼氏いたらフッといてあげるからアフターサービスよ。ありゃ聞いてない」
同性異性含めて愛人二桁の衛宮シオン・・・恐ろしい女だった。






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[無いような荒ら筋]

衛宮シオンは過酷な環境に適応できた人間だった。世間を知り、正義を白んじ、お金を崇拝し、情に流されず
打算で見捨て、現実を見て、あらゆるものを上手く利用する。上昇志向の切れ者。(色んな意味で)

[属性・設定とか]

性転換(TS+)性格反転ダケ(R指定++)
暴力と狂気、残酷と最低でつづります。引き返すならここで、後はあしからず軽く死んで、軽く殺して、軽く
期待と希望を裏切りますよー。

[後から前がき]

えー・・・これを書いてしまおうと言う理由はやっぱり、エミヤのパパはヤクザな商売してる危険人物のはず
なのに日常生活送れてる主人公は変な奴だな。んー・・・根本的にズレてるよ。
こんなこと考えて書き始めました。
本編が夢・セイバー、理想・凛、現実・桜とだんだん女性として価値が下降曲線描いてしまったのでライダー
さんやらロリ(狙いすぎ。ほんのりジェノサイドどぼどぼキリングって、ほんと勘弁してくださいよ。
現実と戦わない士郎の逃避ぶりについて逝けた人は幸せなんでしょうか?
桜はいらない子、ライダーを出せってのも致し方なし事かと。どピンクと染み一つ無いドス黒さ、そんな桜の
珍奇なる物体としての魅力にやられた人はだいぶ居たみたいですけど、座右の銘が『自分の欲望は他人の命よ
り優越されていいんですか?いいんですよね?当たり前じゃない。って姉さんが言っていたしいいか♪』
・・・ヒロインのセリフじゃないだろコレ。
んで、どーせなら全員ひねってみました。そのせいで正常化して真人間になった人たちも居たりします。