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黒のラピスラズリ   第八話「くもり時々晴れ」

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Apart
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連合軍は・・・どうしましょ?

クレシティーで一応何かイベントありで。
地球から脱出時は敵はトカゲの集団あたりか、加速感ありで、ここで北辰の影みせても、はっきりとはかかないけど。








まさかヤマダがそこまで使えないどころか疫病神とは
イツキをいち早くナデシコに乗せたのは、アキトの兼業防ぐためだったのに。
テンカワアキトには蜥蜴戦争で表に出てきて欲しくない。ホウメイガールズのテラサキサユリあたりと
小料理屋でも開いてくれたらよかった。だからゴートに訓練頼まれた時はヤダと言ったのだ。

この先、悪運だけは強いヤマダに調子狂わされていくアキナ。
イツキがかばって名誉の負傷してしまい、それで
「くーう女にかばわれるなんて情けねー。こうなったら博士!ゲキガンガーのパワーアップだ」
でたやる気を無駄づかい。

イツキを見舞ったアキナ、女の体に傷つくったのだ申し訳なく思って、だが本人は誇り高い武人だった。
アキトが聞いて見損なってた軍人、上層部はともかくパイロットに憧れた…大誤算。

















サツキミドリに行く、事前にアキナが持ってきていたので防衛ラインなどは軽くひねった。
哀れジュン、唯一の見せ場なのに。
「好きな女が敵になるのが耐え切れないんじゃないかぁー!」

あーあー、機動兵器でドツキあいしてます。
サレナを知るラピスは呆れて言葉が出ないみたい、こんなこと早く終わらせよう。

「いつまで連合軍に味方してるの!?正義が連合軍に無かったらナデシコに来てもいいじゃない!
素直に言ったらどうなの!?艦長もそう思いますよね?ねー?ねー?」

「あ、うん。そうだよジュン君、ユリカもジュン君に帰って来てもらえると助かるな♪」

なーに罪な事を、軽く言っていらっしゃるんですか?
戦略の才能を無駄に使って『仕事』が『助かる』と、必要な言葉を削らないで下さい。





ジュン、ごめん。
私、ユリカ炊きつけたから同情なんてできる立場じゃないけど・・・ご飯くらい奢ってあげるよ。
・・・・・・アキナの奢り。
またコレが余計な波紋を生むのだが、それは別の話。

あとアンタ達の知るヤマダはゲキガンガーと共に死んだ、というか五月蝿いので没収っと。
艦内風紀維持のためにと、アキナが。











↓消去、ルリ視線、なんかやだ。

ようやく当面の危機を脱したナデシコ、とはいえ危なげなく危機を乗り切ったわけではありませんでした・・・
使えない提督/副提督ほか、有能なはずの人材がことごとく使用不可で、お気楽艦長が遅刻したり、
唯一のパイロットのヤマダさんが骨折ってコックさんが囮を勤めたり、一言でいえないくらい大変でした。
そういえば戦闘を終えたのに今更忙しい人が居ます。
一人はコック見習さん、こちらは同情すべきですが・・・
もう一人は艦長、さっさと帰ってきて仕事してください。示しがつきません。
突飛な組み合わせの二人、幼馴染のは分かりましたが感動の再開と言うわけには行かず。
できたての機動戦艦ナデシコの艦内を追いかけっこしています。
艦長は幼馴染さんを追い掛け回し続けてします、そう言えば遅刻の理由もまだ聞いていません。
プロスペクターさんが幸薄そうな副長さんに文句を言っているようですが・・・。
艦長は未だ無責任に、エステバリスから降りたテンカワアキトさんに付きまとって、
格納庫から食堂へ移動しつつ超音波を発生させてます。
ほんと大丈夫なんでしょうか?木星トカゲを相手に互角以上に戦った戦艦の人間がこんなで。
あ、ちなみに木星トカゲというのは、火星の外側の惑星木星方向からやってきた正体不明の敵。
目的不明、言葉の通じる相手ではなく通称バッタなどの無人兵器を持って人類を襲うもの。・・・こんなところです。
・・・ああ、そうでした。
いつまでもほかって置くわけにはいきません、艦長を検索です。
無表情で見つけモニターした二人を見ていると、操舵士のミナトさんがそんなの見て面白い?と聞いてきました。
「面白くありません、艦長を探していただけです」
「ふぅーん・・・これからどうするんだろうね?」
「発表を待ちます、その前に」
プロスペクターさんと私は下準備。
いきなり火星へ行くとは言わずに体制が整うのを待つようです。
機械の方はオモイカネと私が、人間はプロスさんとゴートさんが担当です。ま、オモイカネはよい子なので
手間かかりませんが。
人間の方は一癖も二癖もある人たちを束ねるのですから、時間が必要です。ついでに艦長をブリッジに
戻らせるのにも。

↑ここまで


「アキトの笑顔は私が守るっ」

ラピス暴走してアキナを困らせるしー、アキトに幸福をもたらそうとして間抜けな失敗を続けていた。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
───────なぜなにナデシコ(アキナ先輩の補習授業、ラピス道場、バーなでしこ、居酒屋ナデシコ
・・いろいろ名称考え中、『へいマスター、オヤジ一杯、妖艶な夜の蝶)─────────
主題『バーなでしこ』でいーかな。
副題『ああっアキナお姉様、ちっちゃいってことは  だね』───────ノリがNia_7(ニアアンダーセブン)だが気に
するな。

☆アカツキアキナが悪女である理由、ラピスの悪戯のフォローするとそう言われしないとフラグが立つから。
思ったりよりいいのはラピが裏サポして、テンカワアキトを調子付かせてフラグを立てようとして
アキナにポッキリ折られるアキト・・・・裏目。


■ラピスネコ「はーい、で今回の反省点は?」
○アキナお姉さまっ「テンカワアキト(へたれ)の癖にアカツキアキナ(ヒロイン)に色目を使った」
■「ばっさり切って捨てた冷酷な黒百合アキナかっこいい、でも女○子なのに邪険にするのはツンデレ
  だと思われるしー、アキナ萌えーツンデレーってのは駄目。それは私の担当、ほらネコミミモード。
  ジゴロはいけないと思う!瑠璃に色目使うな!ホンマモンのロリーめ自分ロリじゃんか?共食いだー」
○「ラピたんだってロリっーかぺドだろコラ。それに女の子だろ、「女○子」で「好」と読ませるつもり
  なのか?ジゴロは黒百合咲かせたときだけ、サワラサチはそれで落としたけど」
■ラピスネコ「うわ。浮気だ・・・だから今日は出来る女、エリナの真似してるつもりなの?許さないよ」
○アキナお姉さまっ「怒ってる?それで似合ってる?」
■「ぜんぜん。にあわなーい。それに怒らないよサチってあからさま過ぎ、逆スパイしてそう」
○「あのスケコマシが狙ってそうなことぐらいわかってるから、ぐぅと言わせてあげるわ。ほほほ」
■「でもエリナは静かに本気だよ。前もずっとそうだったし早くもそうなってるんじゃ・・・アキト」
○「あはは、はは・・・・好きとか言われてないんだけど?」
■「・・・大人って大変だよね、エリナ。こんな人でごめんなさい。
  アキトがまた泣かせる前にこっちに誘ってあげるから、あと若いアキトも特典として」
○「あの、ラピスたん?本人たちの意思確認はしてくれないの?それに今はホラ女同士だし結婚できないでしょ」
■「恋愛に関しては、こんな逃げ腰の上に私もくっついてるけど貰ってあげてください」
○「」















●アキナ。ナデシコでメグミと仲良くなる アキトがメグミはサツキミドリだから
フラグ消滅させて この戦争でコックに徹しさせるつもり---------------













訓練風景「なんで私が」「ヤマダには人にモノを教えることは任せれん軍隊での異名、知っているだろう?」
「私知らないもん」「上司を労われとは言わんが部下を大切にしろ、とにかくヤマダを抑えて
テンカワを使えるようにしてくれ。ネルガル保有のサツキミドリでちゃんと増やすまでだが・・・」
「なに?まだもう一波乱あると見てるの保険ケチらないでよ。プロスペクターさんてば」

「アキトら・ぶ。こら変なこと言わせないラピスには恋愛は早い、それにイネスに会ったら早速いまの
この状態がどうなってるのか聞いて身体調べてもらうんだから」
「いいもん勝手に夜身体使わせてもらうもん、アキトにわたしのすべてをあげちゃうんだ」
「うぐ、ぐ・・・やめてあんな若造に、わたしのラピスを盗られるなんてヤダー」
「えーでも」
「身体ひとつなんだよ。わたしエリナにまさぐられてたり、サチに色目使ったりさ。
してるけど、それは全部ラピスが好きだからなのに酷いよーアキトなんかミスマルに婿入りさせちゃうんだからー」


そもそもアキナの体はスバルリョーコほど丈夫な作りではない。
成長の遅れもあるが、ラピスは先天的な遺伝子操作により機動格闘戦向きではなかった。

みしみしと痛いけれど、我慢。
プロスペクターには褒められたけれどパイロットは無理ですと通告、コックのアキトを生贄にした。
恨みがましい視線で見られちゃったけど、無理してたのと、女の武器を使って。
涙とか・・・。
「ぅ、・・わぁったよっ!乗るよ乗ればいいんだろ!?」
「ありがとう、私が乗り方教えてあげるから、ちゃんとしてね♪」






●ラピスに体あずけて、アキナはアキト相手して疲れてた。意外な過去の自分のヘボさにしょんぼり。
私はコックさん、憧れのコックさん。
お玉と中華なべを持って厨房へと行くアキナ、ホウメイさんへご挨拶。
「アキナと呼んでください。
常時ウェイトレスとして働けませんが昼時間は勤めれます、えと、あと、まかない期待してますっ」
「気合入ってるねー腕はたしかなんだろうーね?
こんなちっちゃな娘連れてくるなんて、プロスの旦那も何考えてんだか」
「大丈夫です♪はい♪」
ユリカほどではないけれど久しぶりに自分の好きな仕事ができてご機嫌だ、アキトのサポートもしたし
追加の装備ももって来てあげた。
あとは自由♪
久しぶりに立ったコンロの前は、すこし大きく見えた。
体のせいもある、でも極端な差ではない。
慣れた手つきでしゃしゃしゃっと、返してあてて返して。楽しいなぁ・・・
味見するホウメイ、ドキドキのアキナ。
「んー」
「どうですか?」
「ん、いい腕してるじゃないか。その年でよくもまーー・・感心するよ。
頑張っておくれ、私はプロスの旦那から見習をたのまれてるしね。中華のほかは何か出来るのかい?」
「ええ♪デザートと和食を少々、洋食は中華ほど自信ありませんが」
「上等だよ」


ホウメイさん、帰ってきましたよ。ようやく夢に。
「あの子誰?」
「アキナさん、ネルガルのお嬢さんだって」
「へー、でもどうしてそんな子がここにいるの?戦艦でしょ?」
「」
「」
「」
「でもホウメイさん認めてたし、美味しいかったし」
「あっ、ずっるーいっ自分だけ」
「アキナさんかぁ・・・・可愛いなぁ・・・・いいなぁ・・・・」
「友達になれるかなー」
「なれたらいいなー部屋近いなら遊びにいけるし、」
「」

背はホウメイガールズより低いくらい、なでなでされたりコックさんとして何か大切なもの・・・
威厳とまではいかないけれど、プライドが大きく削られていた。
い方やホウメイガールズとのお話。







「なんかこの頃、雰囲気が違いますよね?前は怒鳴ったりしてこわい人だと思ってたのにアキトくんとか
ウリバタケ班長とか親しげに話してるし遊んでるし・・・仲いいですよねー」

「そーォ?いいじゃない可愛くて、妙に大人びても無くていいと思うな。ネルガルの子だからってああまで
素っ気無いと、ガードも固いしファンも怒らせると恐いし、もう一人の方に絞って可愛がろうかなって思いかけてたのよ」

「ルリちゃん大変」

「いえ、かまうわ。まくるわ。二人とも」

「・・・なんか怖いですよミナトさん」

火星のお姫様と王子様。
その二人のお邪魔ムシ、ナデシコ艦長ミスマルユリカ

★クレシティーに行きます。キノコは結局落としますが提督もここで落としても良しかな。
カザマイツキをげっと。かわいいし。ゲット、ゲットですよーっヤマダと気が合ってたりしないかなー、アキト染めるのはアキナの役目にしたいし
→Akinaししょー(ラピス担当)と弟子イツキの「よいこのならいごと☆異性人との異文化こみにュけーしョん」
でもなー見た目ロリのアキナだもんなー。でもま型月から流用。アキトの失敗もとい女難を分析するw
バットエンドを回避できないアキトを見下す女の園だなぁ。うちのラピスたんSすぎでコワいなぁ・・・。
なにげにひぐらしの梨花「クス、○○の怖がり」とか名台詞をオマージュもとい朴李するかな。

◆アキナはてんぱって泣くときは幼児化する。「うぅー○○がアキナを苛めるのーォ、ふぇーーん」

●ユリカペースに巻き込まれるアキナ(お姫様)、王子様と同じにおいを感じるのかアクセル全開。
タジタジアキナたん



ブリッジでミナトに目つけられたりぃ〜逃げた先に居た熱い男に蹴りかまして、帰ってきた食堂でアキトと
お話したり。
コックの心得やパイロットの心得、教えたりする。

ナデシコ・ミナト・ヒラヒラのフリフリをいつかさせられて・・・
「かっわいーィ♪」


ここでオペレーターとして仕事ぶりも紹介、マスターキーとは別系統のオモイカネだけのキー。
アキナの発案、付けられたキー。
武器が全て使用不可になった場合など、艦内の安全を図るために作られたキー。
能力を生かし切るオモイカネbではないので、ウィンドゥボールは作れないけれど色々と奥の手。

アキナのオモイカネ操作は最後の手、この事はプロスペクターしか知らないこと。
手続きはプロスペクターの承認が必要。
とりあえず、会長が本性現すまでお預け・・・ここでは説明だけ。使用はなし。

ルリたちには秘密だ、艦長にも、提督にも。



秋はキノコ狩りの季節。
アキトが見張り兵を倒す。

アキトが殴って気絶させた、女性ながらついてゆくと聞かないアキナ。

アキナが投擲したステンレス製の丸盆は綺麗に半円を描き、敵の後頭部に当たり気絶させる。
ガールズたちはボトルなどを投げ、これまた見事に頭。真っ赤に広がるワイン・・・「あは、やりすぎ?」
「・・・・」
「・・・・」「・・・・」
はじめまして!サユリです」
「ジュンコでーす!!」
「ハルミです!」
「ミカコよ」
「エリです」

アキナ、制圧へ行く事にそれを止めるヤマダ。
理由は目立ちたいのだろう。

アキトたちは格納庫、ヤマダはアキナが沈黙させていた。
ていっ
「ごふっ」
「五月蝿いです」
「・・・・・」「・・・・」「・・・・・」


「アキナさんは色々とできます、と伺っておりまして」
「プロスさんがそう言うんなら良いけどね、でも感心しないね。女の子なんだから護身用に一本で十分だよ。
ゴートさんもいるんだ」
「あ、はい」
二十本も持っていたナイフやフォークを諦める。

角を曲がると扉のところに兵士が居た。
どうする?三人で作戦。
「私が行きましょう、お二人に役に立つトコ見せておきます」
「こちらには銃もありませんが・・・あったとしても音で感づかれてしまう、囮は危険ですよ?」
「だからこうするんです」
ナイフを一閃。
投擲して、サクッと武器持つ手を使用不可にし、百メートル9秒切れそうなスピードで近づき蹴り食らわせ落とす。
倒れ込んできた兵士をゆっくり床へ置く。
信じられないスピード、二人とも丸い目。
小声で扉の前、ブリッジの中はどうなっているのか?
「ざっとこんなもんです♪」
「・・・ほぉーっ・・・いやはや・・・・すごいですね、銃持つ敵を一瞬ですか」
「・・・・」
ゴートは言葉も出ないようだ、いかにも戦闘向きの巨漢は固まっていた。
「奇襲や暗殺にナイフの方が早い場合もあるって聞いて、銃は狙ってから打つし音もする。そんな動作と武器は
ナイフには敵いません」
兵士の手からナイフを抜き取り、手に掴んでルン♪といった調子のアキナ。
血が垂れてて猟奇チック。
コックのアキトはアキナの口に恐怖を覚える、
「いやはや、近頃のコックさんは多芸で掘り出し物が多いですなー」
アキナの実力を知ってはいたが、この目で見るまでは信じない性分のプロスペクター。
電卓を持って今回の報酬を計算している、指揮官が菌糸類とはいえ軍隊の鎮圧が数名の民間人で出来れば
費用対効果はとてもいい。
プロスは上機嫌。
「アキナさん担当の料理は後が怖くて食べ残しなんてできませんなぁ〜。いえ、もちろん貴方の腕は知っていますよ。
何はともかく腕は一流というナデシコクルーの鏡ですな!」
「キャッ♪プロスさんたら、そんなに褒めてもいつもの定食にはデザートしか付けませんよ♪
それに安心して下さい、私をおごってくれたら大目に見てあげますから〜」
「それはそれは、もちろん。・・・では手はずどおりに」
「・・・」
アキナの大食を見ていないプロスは軽く返す、ゴートは冷や汗をかいていた。

捕捉
後の先を読むまでもない相手、プロスやゴートにはスピード武術、後の先どれかを隠して実力を隠す。

突入する三人、キノコ狙いのアキナ。
一気に距離を詰めて振り下ろす、振り上げる。後ろに回って首にロックオン。
「さぁ、キノコの命が惜しかったら投降して・・・期待薄だけど」
ムネタケはあ然、持っていたライフルは切り飛ばされ使用不可。
血糊の着いたナイフを首に押し当てられ青い顔。何より黒い影としか認識できなかったスピード。
軍の特殊部隊など目ではない民間人がいた!?
危険よ、危険だわ!早く降りて他の出世方法を探すべきよ!な、なによ投降しなさいよ・・私の命が・・。
「な、な・・く、この役立たず!は、はや」
「あ、失敗」
確信犯。
少し動かしちゃったりして、薄皮一枚切れツーと血が流れます。
「あ、あんたちっ、はやく助けなさいっ、はやくっするのよっ」
「オーダーされたら切らないと料理つくれませんから、こんなキノコで作りたくないけど。
早くしてください、ほらほら料理しちゃいますよ?人って脆いんですよ、軍人さんなら知ってると思いますけど〜」
コミュケを通して、数分のやり取り。
浮き足立つものの未だ武器は手放さない兵士、アキトたちの足では格納庫に到着もしていないようだ。
指揮官の人望のなさが伺える事態だ。
「早くしてくれませんか〜、こんなナマクラでも刺しどころ悪いと逝っちゃいますよ〜」
「そうですよ兵士の皆さん、ここは穏便に済ませましょう。
時が経てば経つほど連合軍がネルガルに支払う賠償金が上がって皆さんの立場悪くなりますよ?」
「し、しかし・・おいどうすれば?」
「・・だが、そういう訳には・・・アレも仮にも軍人だから」
兵士たちの声が聞こえる、キノコから血の引く音が聞こえた。
「聞こえてますよ、軍人ですから仕方ないとか・・キノコさん?」
「じ、上司を・・は、はやくこの凶暴娘から開放しなさいよっ!グズたちっ、武器捨てなさいっ!」
喚くキノコ、ゴートがブリッジを掃除し始めた。
「」
「」

一流のコックさんは笑みを深めて、ナデシコを制圧した兵士たちを投降させる事に成功しました。


アキト中心にまわりしてアキナは脇に
でもまー

ホウメイガールズと仲よく、なかよくーいじられるアキナ。
ラピスとエリナに散々慰み者にされたにも関わらず、分かってない、そーゆーところが萌えるのだと。




アオイジュンは軽く。四行程度で宇宙に行けました、めでたし、めでたしと。
「まず何から」「存在感の薄さから」「根本的なところからコツコツと」「やっぱり地味なんだね」
「アレくらい熱くなれば」
→ヤマダ
「いや引くってば」「所でどちらさまでしたっけ?」「さぁ?」



サツキミドリまでは軽い感じ。
やはりアキト中心に。
トレーナーとしてアキナが、しごいてしごいて精根尽きる感じまでに。えっちだなーアキトとアキナたんは。えー
ラピスの影響ですかー?

やっぱりコックとして逃げてしまうアキト、予想範囲内の出来事に。
軽く見捨てた。
アキナがヤマダジロウを助けてしまったので、サツキミドリは安心のはず。はず。はず。
でも何故かホウメイがアキトに、アキナフラグをプチ立てて下さる。
「どうしてナデシコに乗ったんだい?」



展望台アキナは趣味の星眺め・・・もといラピスとの逢瀬みたいなのを、アキトが勘違い。
「火星を見てる?」

故郷を思う少女・・・なんか熱血ですよ?ヤマダめ。感染源はお前か。




戦闘後
「見事な手際だな」
アカツキが女だけで作った別称「ハーレム班」がよもや妹専用とは思いもよらず。
ちなみにそのアキナが所属する班はナデシコに潜入済み、いろいろと裏で仕事してくれてる。


「見た通りです」
「上のご推薦なんです。これ以外にも色々とできるんでしょう?期待していますよ」
「かくし芸じゃないですぅ・・・」
少しいじけるアキナ18、励ますため労をねぎらう為プロスが奢りますよと禁句をはいた。
リアリストのプロスペクターが、この後目の前で起こる質量保存の法則を破る出来事に死なないように冥福を祈る。

万能オペレーター娘・アカツキアキナさん♪
マスターキーもへっちゃらの見た目は15中身は24実年齢17のうら若き乙女です。




↓書き直し、アキナを知っているミナト。一度見ただけ。アカツキは印象薄しで覚えてないって設定。
政府主催のパーティーで。可愛い娘を忘れる記憶力ではないのだ。


「サーカスに居た事は?」
「ないですよ、昔ちょっと事情ありまして」
「ふぅん、新体操とかしてたの?とっても器用だったわよ〜」

とミナト、確かにそういう設定もありかもしれない。
ちなみに木連式柔が使えない、アキナが使うのは我流の極。
細身の体としなやかさ、そして生身で北辰のスピードさえも児戯のような神速。

「他には何かできるの?あ、料理も上手よね。
コックさんだし、楽しみにしてるから。」
「」

ほっとするアキナ、ラピスが地球にいて会う事が出来ない今。
ルリを見るたびラピスに与えてあげれなかった優しさを、際限なく与えてあげたい気持ちだった。
ラピスがむっとしていたりするが気にしない、

「うんうん」
「で、なんでしたっけ?」
「得意な事よ、そういえば化粧しないの?」
「え、あはは・・それはえぇっ〜と。得意な事は料理ですよ、好きな事はのんびりすることかなぁ〜」
「ふぅ〜ん?」
大人の魅力溢れるミナトから見ると、女の子として未熟で純朴な雰囲気をもつアキナは、ちょっと教え
導いてあげたいというか・・・
手つけて可愛がりたいような女の子。まさかミナトがそんな事を考えているとは露知らず、アキナは教えても
いい特技や特長を考える。
戦闘から知識まで、女性に関するもの以外はありすぎて迷うのだ。
「髪がまったく伸びません!」
「・・・それって成長止まってるんじゃ?」
「爪もまったく伸びません!・・・ケアしなくて楽なんですけどね♪」
「・・・でもやっぱり問題あるわ。女の子なんだから。
綺麗になりたいっ、とかあるでしょう?その・・・IFSだっけ?
変わった奴なんでしょ、プロスさんとかルリルリに調べてもらったら?」

書き直し、旨く話し作れてない

「それは・・・そうですね。後は〜」
「まだあるの?」
「あ、あとは〜〜〜〜〜そう!目分量で温度湿度が測れます、コックには天賦の才だってホウメイさんが
羨ましがってました」
「へぇ、でも私はそれより〜〜〜この綺麗な髪の方気になるなぁ。肌も白くていいなぁ〜〜〜、ハーフ?
んん〜〜〜♪謎ね、でもカワイ♪」
猫のよに、漆黒の髪を撫で撫でされるアキナ。その時のミナトの目は輝いていた。
「え?あの?」
「そう、そういえば確かネルガルにとっても可愛い人が居るって・・・聞いたな〜〜あれは誰の噂だったかなぁ、
でも確かシスコンとか聞いたな・・・ふぅ〜ん♪アキナちゃんなら納得♪」
にやにや笑うミナト、可愛いもの大好きの玩具にされるアキナ。いろいろとされる。

アキナは副提督代理を兼ねます、プロスからの要請。
仕事が元々多いので代理。
名前を貸すよーな感じ。




ルリとプロスとゴート、アキナの会話

この艦のオペレーターを務めていますホシノルリ十一歳です、よろしく。
シフトの関係上、そろそろ交代の時間なのですがプロスペクター氏に呼び出されました。
「こちらの方にオモイカネへのアクセスキーを?」
「はい、こう見えても彼女は貴方と同じマシンチャイルドなのです」
「そうは・・見えませんが」
振り向いて顔を見ます、遺伝子操作の限界を試した形跡はありません。黒いです。
「いえいえ彼女は火星で生まれたものですから」
それでも違和感を拭うことは出来ません、笑みを私に向ける彼女は本当にマシンチャイルドなのでしょうか?
私は彼女の活躍を知っています。
「ミスター、俺はそれでも納得できない。エステの操縦は詳しくは無いが」
「ゴートさんまで」
困ってますプロスペクター氏、そこへ助け舟を・・・いえ爆弾を落としてくれましたアキナさん。
「いいです、パス二つも」
「しかし」
「二つのパス?オモイカネへのですか?」
私の知らないところでこそこそとやられるのは嫌いです、アキナさんを嫌っているわけではないです。
オペレーター能力に特化した私とは全く違う彼女、身体能力も桁外れ。
・・・怪しいです。
あとで調べてみましょう、この年で多才過ぎます。彼女。


「そうだよホシノルリちゃん」
「ゲスト程度で良いのですよ、戦闘時はオブザーバーをして貰うのですから」




ナデシコ、前回と違うのはアキナの持ち込んだ。
ナデシコ防衛のための機体、ナデシコに近ければ近いほど副砲の出力があがる。
急造のため、機動力を落としたエステに過ぎないがバッタやジョロの相手なら可能。
パイロットたちの性格も考え、防御のための機体はプロスペクターも予算了承。

主人公が余り強力すぎるのも・・・ってな考えで。

ヤマダジロウの怪我を予測し、カザマイツキをトビウメと触手チューリップで回収。
ジュンを置き去りにした代わりにイツキを確保。

ヤマダはいらん。
殺そうか?・・・うーむ




探すとありました、ほんの二ヶ月前に唐突に現れ私の記録をことごとく塗り替えてくれています。
プライドが傷つきました、後で勝負しないといけませんね。
・・・私の存在意義が軽く見られるようになってしまう危険を回避する為にも。

報告書を読み続ける私、ビックバリアまで時間があります。大丈夫です。
IFS強化体質らしいのですが、両目とも金色ではなくまっ黒で髪も宇宙を思わせる漆黒。
しかし、肌は色素乏しく雪のようです・・・この時点までは。
「・・ナノマシン?」
始めて見た溶きは私も声に出して驚きました、オモイカネが記録していた彼女は
全身にナノマシンが現れています。この時の記録は私の1.5倍近く情報処理できています。
年齢的に高く経験もあるようです、そこは評価します。
しかし、今まで名前が出なかった理由がわかりません。
プロスさんは確か火星と言っていましたが・・・木星トカゲのスパイ?何馬鹿なこと考えているでしょう・・・私。












「0Gフレーム、アキナさんが持ってきてくれて助かりましたよ。それにサツキミドリ2号も大変強固になって」
2ヶ月前の戦闘で月の一部の制宙権を失った連合軍、その時点でサツキミドリは安全ではなくなったのだ、アキナの提案は先取りをしていた。
先見の妙。

サツキミドリ2号のオートメーション化を提案したものの、重役に無理やり廃案にされた。場所的に木連と密会でもしてるのか?社長派は。
仕方ないので対木星トカゲの防衛機構を強化する事に、人員削減もして被害は最小に留めようとする。
別段これは良い事なのですぐにおっけー、それでも言ってくる奴にはプロスの出番。
今現在、死者が出た場合の保険金額と計画終了後の総費用を比べたら納得するしかない。
ともかく3割の人員削減に成功、自分の限界はそこまでだった。

メグミを励ますのはアキトでいいかな、アキナは誰と話をしようか・・・うーむ
「アキナさん、見ていたんですか?俺なんかよりアキナさんが慰めるのは」
「だめ」
「え?」
「私の言葉は真実味に欠ける、私が言ってる事はあなたを死に近づけてるかもしれない・・・。
優しくありなさいと言って、戦いなさいって・・・戦争相手がいるのよ?矛盾してる、アキトは偽善なんて嫌いでしょう?」
「それは・・・誰だってそうじゃないんですか?俺だって」
「違う!アキトは違う、戦う事はパイロットたちに任せて料理作って。
コックになりたいだけでしょう?コックでいいのよ!コックはとっても・・・ハァごめん、興奮しちゃって」
過去を思い出す、コックかパイロットか決めかねていた頃・・・ちょうどその時だ。メグミに励まされコックとの二束のわらじを履いたのは。
「いえ、でもどうしてそんなに俺に?」
「あなたが昔の私に似てたから。だから自分の時計を止めて、戦争終わるまで見ていてあげたくてね・・・あは♪つまらない事言ったかな?じゃ」
失恋?軍人さんとか?アキトはアキナの優れない表情を見てそう考える。
ま、妹属性にしたいところ・・・姉属性になってしまうのは避けたいがーなかなか上手くできない。

食堂、いつもならガールズの一人つきっきりで居てくれるのだが今日は忙しい。
少し高いところ、手が届かないルリ。
「わったた、大丈夫?手伝ってあげるよ。ルリちゃんにはまだちょっと届かないね」
ひょいと取って渡すアキナの胸に目が行くルリ、くっ負けました。
私は早く大人になりたいです、所詮メグミさんとドッコイドッコイの人です。勝てそうです。にやり
「いいです、私少女ですから」
軽くあしらわれたアキナ、反抗期?とか思ってだぅ〜と悲しむ。
「あぅ〜」
さめざめと泣くアキナ、気の毒でしたか・・・。
「(私と同じだから可愛がってくれるのでしょうか?今度頼んであげましょう)」

ルリの航海日誌・・・何、書こう?
まずは葬式に、アキナのことが気になるルリ・・・あの肌・・・近くに来た時
髪と瞳を観察しましたが黒、ネルガルの資料に一年前突然現れた規格外のマシンチャイルド。
その上、18・・・私より5年以上も早く生まれたにもかかわらず成果がでなかったのでしょうか?
それにしても不自然です、彼女の部屋には監視の類はオモイカネではなく別系統。

そして、何か私とは違う感じがします・・・オペレートは私と同等。年齢的には私のお姉さんですが、時々幼くなります。
二重人格でしょうか?
そして彼女は多彩です、戦闘にオペレート、コック・・・そして副提督を兼ねてます。
そう言えば地球を脱出する時、彼女はムネタケ元副提督以下数名の兵士を簡単に制圧しました・・・戦闘もできるのでしょう。
プロスペクターさんに教えてもらいましたが、彼女の周りには数名ネルガルのSSの方もいます。かなりの重要人物です。
「ふ、ふぁ・・きと・・アキト・・」
疑ってます私、なんと言っても暇ですし、艦長も・・・
振り返り見ると口開けてヨダレたらして寝てます、お掃除ご苦労様ですアオイジュンさん。
でも副長の仕事じゃないです、それわ。
「あーあ、ジュン君も大変ねー。百年の恋も冷めない?ご愁傷様」
「ええ、まぁ」
笑って誤魔化してます。

オモイカネを使って盗聴などみましたが、オモイカネは彼女とも友達なのでプライベートまで覗くとなると協力してくれません。
「でね、うん・・だから火星のユートピアコロニーで」
相変わらず独り言が多いです、ナデシコに幽霊の友達でも居るんでしょうか?
ばかですね、わたし。
「マッドって・・・それはそ、ってそんな事いっちゃっ」
まだ続いてます、独り言。
そういえばテンカワさんや艦長と同じく火星出身でしたね、コロニーと研究所、普通の人間とマシンチャイルドの差はありますが。
地球で生まれた私と、火星で生まれた彼女。
彼女も遺伝子強化体質との事ですが、火星から地球へ、そしてまた火星へ。
なかなか波乱の人生ですね?私もそうなって行くのでしょうけど。










親しくなるエピソードを入れたい、ルリとアキナ。
アキトとアキナ、そしてユリカ。




時々、手取り足取り教え諭すアキナはよく一緒にいることになり、
プロス、整備士たち、ジュンから色々と忠告されたり励まされたり告白されたり。LOVEアキナって感じに。

アキトがアキトに対する接し方。
アキトはアキナにラブ気味だが、アキナは自分ができなくなった綺麗な笑みに嫉妬してしまう。
「ああ、そうさ俺は汚れてしまったさ・・・うわぁ〜〜ん」
女の子のたしなみや多い日でも安心など、すっごい苦労しました。そんな彼・・・いえ彼女が一番つらい事は・・・自分を女と思い始めた事です。

アキナが気になりよく目を向けるようになったり。

通路、ばったり独り言を言うアキナ。
ラピスと話しているのだが、はたから見たら危ない人。
いつもは心の声だが・・・少し感情高ぶって気がついていない、ユリカの事で泣きやまないラピスをなだめる。
ラピスはもう女の子、アキトが他の女性を特別扱いはイヤなのだ。
「だから、ね?お願い泣き止んでよぅ〜」
誰も居ないのに誰かと話すアキナに戸惑うアキト、声かけづらい・・・が勇気を出して通り過ぎようとするアキナの肩に手を。
「え?あ・・アキト・・くん」
何時の間にか目の前にある顔、思わず呼び捨て気味・・・すぐに直したが。
「」
「」

「あのアキナさん、この後はどうすれば?」
「・・・自分で考えて」
「あの・・・アキナさん、相談したいことが・・・」
「・・・自分で解決なさい」
妹属性である私に頼りきりのアキト、そりゃ的確な助言はしたし料理もできるよ。でもさ自分で何かしてくれないと。
何時までもアンタと私で背負いきれるものじゃない、折角「ナデシコ」に居るんだよ?邪険に扱っていたらアキトが切れちゃった。

「使えるものはつかう、あの時パイロットはいなかったしIFS所持者が結局あなただけだったからね」
冷笑するアキナ。
「守りたいと思う」
「エゴイスト。嫌いじゃないのよアキトのそういうところ、わたしはかつてもっとすごかったんだから」

通路、時間帯は夜。
食堂の仕事から帰るところ、途中までは一緒・・・女性ブロックへ行く場所。
話し掛けるアキトと無視するアキナ、疲れていた。
精神的に自分がこんなお喋りだとは知らなかった、ついでに女性に積極的ということも。

「アキナさん?」
「・・・。お別れね、おやすみ天河君」
「待って」
「別にいいでしょ、私は話す事なんて・」
「どうしてだよ、どうして避けるんだ!
俺こんなに女の人のこと思ったの始めてなんすよ・・・確かに半人前です、コックだってパイロットだって・・・でも」
「・・・」
油断してた、普通なら叩き伏せることも可能だが・・・ぎゅっと抱きしめられ手も足も。
どうこうするつもりはないらしい・・・、
「いいわ、聞いてあげる。離して」

「だめです、このまま聞いてください。単純な力じゃ俺の方が上ですよ」
はぁ、と一息。
強情な奴だな、そうだな・・・やめてはくれないか。
「ずっと一人でした、隣を一緒歩いてくれる友人も居ませんでした。
ナデシコに乗ってそして、アキナさんに会って・・・好きかも知れないんです。こんな気持ち初めてで・・・・・・」

コイツはこの後、沢山傷ついていく慰め役はいた方がいいのだろうか?
付き合ってもいいかと思うけど、ラピスが好いてもいんだ。
でもユリカが居るし。
復讐を始めて俺はいろんな物を捨ててきた、家族を感情を優しさを・・・男を。
いずれ・・・、始めての相手が自分。うぅっ、気が重いがナデシコなら安全だろう。この空気の中でloveできる奴じゃないはずだ。
ユリカ、お前に謝らなければならない。お前の知ってるテンカワアキトは・・・もう死ぬんだ。

「・・・いいよ」

目を閉じて・・・
アキトにプラスになるなら、コイツが頭の中いじくられたり愛するものを奪われたり・・・
そう言って抵抗を諦め目をつぶるアキナ、閉じた瞳から涙を流す。
ファーストキス。

嬉し涙じゃないアキナの涙にアキトの気持ちがしぼんでいく・・・こんなのってない、。
できない・・・優しいから。
貞操のピンチを切り抜けたアキナに必死に謝るアキト。
「もういいよ、誰にも言わないから・・・私ずっと貴方の味方でいてあげるから。
でもね、私はいつまでも隣に居てあげれないからね。好意を寄せてくれるのは嬉しいよ。じゃーね、おやすみ」




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Bpart
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この航海は順調に終えることが出来たら、転職をしようと思っている。
もう絶対だ。
私サワラサチには可愛い妹がいる、その子の為だ。
名前はアカツキアキナ、血のつながりは無いけどこんな危険な職場では・・・
整備班のウリバタケが特に危ないが、コック志望の子も私のアキナに甘えて・・・
よし決めた。火星に移住しちゃおう。
あの兄貴は地球で、アキナと私は火星に。

「」
















ネルガル
シークレットサービス


ぶいえす


整備班
ウリバタケ


























火星直前の反乱と火星圏第一戦。

「それ?」
契約書
「女と男でしょ?私関係ないよ」
「「「え?」」」
やっぱりあの噂は本当だったのか?
艦長との噂、
ひとりでお喋り、
戦友リョーコとも怪しい友情。
「で、でもアキナ?」
「何リョーコちゃん?」
「い、いーかよ?テンカワと・・・あ・あの」
実はアキトがアキナに迫るところを見ていたリョーコ、アブノーマルな関係を噂されて迷惑だろう、と女の友情を優先して反乱に協力したのだ。
そう言うところは天然のアキナには余計な心配だった。




チューリップ5つ、研究所、ナデシコの滞在。
延長、8ヶ月間という余裕もあることだし未来変えるんだから別にいいじゃん?

ナナフシ戦などに影響するやも。












ま、証拠は無いに越した事はない。
フクベと共にトカゲ退治へ、ナデシコから離れないとジャンプ出来ることがばれてしまう。
「火星からまた地球へ・・・二度もあいまいな口実なんてね」
ccを手に呟く、提督が生き延びたのを確認したあと。特攻。爆発。跳躍。
「ラピス、待っててね」
「(うん)」

その結果、アキトはまだ傷ついてしまう。
しばらくはドタバタだったが、戦闘が出来なくなってしまう。
大ピンチ。
アイちゃんのこと、アキナのこと。・・・火星。火星。火星。
「うう・う、うわぁぁぁぁぁぁっ、ぁぁああああ!!!ああああーっ!ああっ!」
「何でだよ、何だよ、何だよ・・・」
くそっ、く・・もうダメか・・・








アキナパート

火星と謎の八ヶ月間、アキナだけはまた地球へ


今日はようやく連合軍との和解が成立して社内の空気が軽くなっていた、緊張が溶けた事は良い傾向だけど・・・。
「会長?会長!・・・この大関スケコマシぃっ!!!」
「アキナアキナアキナアキナ・・アキナ、ってうわわわっ・・・な、なんだいエリナ君?
これからようやく業績回復できるのに、そんなに髪逆立てて・・・しわ増えるよ?・・あはは、面白くなかった?」
「そうですね、面白くないですね。ナデシコが連絡を絶ってから事あるごとに呆ける会長の元に勤めるのは」
「・・・」
「シャクヤクを無駄にはできませんから連合軍」




仕事を終えて帰るエリナ、同行するアカツキ。
「どうしてついてくるの?」
「今日は泊めてくれないかな?」
「・・・プライベートでしたら間に合ってます、定員はゼロです。誰とも馴れ合うつもりありませんから」
「相変わらずだね、つれないなぁ〜。辣腕を振るって成り上がって、寂しくないかい?」

ふざけた言葉だがアカツキは何故か真剣だ、本気で口説いているアカツキは見たことない・・・本当に誘っているのだろうか?
「狙いは何?」
「・・・エリナ君の家は部屋が空いているだろう?」
「だから?」
何がいいたいのか?掃除もしていない部屋が幾つもあるが・・・あ、ただ一つあった。アキナの部屋。
まさか・・・まさか・・このシスコン!?
私に主の居ない部屋を探れ、と?
「だから泊めてくれと」
「っ!?アンタぁー、変態変態変態変態変態!!!」
エリナの常識を越えた答えを用意していたバカ殿に制裁が加えられる、生ごみと化すスケコマシ。
アカツキナガレにとって、明日の朝の目覚めは最低になることだろう。


そして次の日。
ぴよぴよ・・・何か違う鳥の鳴き声で目を覚ますナガレ。
ぴよぴよ・・・床の上に何故か可愛いデフォルメされたヒヨコの目覚し時計、手にとって裏を見る。
『ネルガル備品』
「エリナ君、何処でこんなもの・・ん!?おおうっ!!」
「・・っ」
「な、なぜアキナがここに?夢か?痛い・・アキナ、可愛い・・」
ほっぺをつねりつつ、寝ぼけ眼のアキナをじっと見ているシスコン。
長い髪が川のように流れて、

「っ!?・・わわっ、わ?・・・・」
「・・・」
「わぁぁっ、あ・・あ・・・」








ジャンプに協力したり、ラピスを救出したり
チャンスはナデシコが火星で連絡を絶った時、社長派の慢心を利用してラピスラズリを救出。
手を引っ張られ見上げられるアキナ、瞳は黒いが肌は白い。
半マシンチャイルドなので〜なのか不明だが、親和性は高かった。
「私と同じ感じがする」
「まさか・・・あはははははははははははは」
冷や汗アキナ、ちどりかなめ笑い。







アキナ「オッカムの剃刀」
イネス「あなた、敵ね。敵でしょ、敵じゃなきゃヤダ、うわわわーーーーん」

オッカムの剃刀とは、説明を極限にまでシンプルにする作業のこと。イネスの天敵だ。


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