◆★ここにメモして、短編長編のネタにする、そんな場所★◆










◆ 五年前 ◆
短編でアルクェイド、を考えていたけれど・・・。

今から八年前はアルクェイドがロアとなったシエルを滅ぼした年。
その年は志貴が直死の魔眼を手に入れ、蒼崎青子に会った年でもある。

二年後に秋葉は屋敷から浅上女学院、中高一貫のお嬢様高校へ。槙久が七夜の者から遠ざける目的で。

三年後、教会によって蘇生し第七位としてシエルが活動し始めた。
その年は弓塚さつきイベントが在った年である、そう考えると弓塚イベント追加ありで
この短編を書けるかも・・・。






ともかく、志貴も何か動きあってよいのでは?と思った次第。
例えば・・・交通事故とかで記憶取り戻しても、また無くしても良いし、二十七もいるのだから始祖とかに出会っても良い。
ああ・・・そうだ、大切なメガネ無くしてしまうとかも、有間都子や乾一子と一悶着あっても良い。









◆ 見つからない ◆
短編の成り損ね、これで完成、これ以上長くしても『作品』とはならない。


あなたは私、私はあなた・・・表裏一体の存在であったはずだった。
双子、今となっては血が繋がる唯一の人間。
私は彼女の唯一の味方でお姉さん、だから保護者となり過保護にしていた。
屋敷の外に出さず、あんなことが起きた庭からも遠ざけて
彼女の代わりに私が掃除し、彼女の代わりに笑い、彼女の向かう先を危険から遠ざけ、そうして彼女の居場所を決めていた。
そうして彼女から選択肢を奪ってきた。
・・・元気な笑顔を見せていた翡翠ちゃんを仮面とし、そんな仮面かぶった人形がいつのまにか私となっていた。

私の言葉は、不思議な力を・・・持っていたはずだった。
それは幼心の思い込みでしかなかったのを知った八年前の日から、私は留まり続けいていた。
自らは進もうとせず、まわりに流れされ続けてきた。
離れで閉じこもっている志貴ちゃんを遊びに誘い、秋葉さまを秘密裏に連れ出して、木々のなかを走り回ったりした頃は
私のかけがえない思い出となっている。
ただ、その頃は姉さんとは一度も遊べなかった。

だが、今さら何だというのか、天真爛漫だった私は姉さんの苦しみを知りもせず、知ってからはただ怖くて泣いていただけで。
何もしてはいない。
だから邪魔をしてはいけない、姉さんは遊んでいるのだから・・・とても怖い遊びだけど、私にはそれを止める資格がない。術も無い。
いや違う、昔の私ならもしかしたら・・・。
泣くことも笑うことも、そして慈しみや優しさを信じて、ただ生きていた私なら・・・。

「この屋敷が世界の全てなんてつまらない、もっと外に出よう?ねぇ?だって」

なんて、言うかもしれない・・・ただそれは想像の内だけの言葉、胸の内だけにあるべき言葉。
でも、この続きがどうしても分からない。
もうすぐ帰ってくる遠野志貴という男の子に会ったなら、この問いの答えを見つけられるかもしれない。
・・・きっと、あの頃の翡翠を連れて帰って来てくれるだろうから。












★短編、時計「カチリ」

本文

形の無い、それは明らかに人知の及ばないはずのものだった。
砂時計の砂がガラスの管を通って落ちる事や、川が流れる水の塊である事のように。その現象に干渉出来た者は今だ一人としていない。
協会の魔法使い達の術でも、アトラス院の錬金術師達が挑戦し続ける未来予知も、それへ辿り着く一手段でしかないのだ。
多くの死徒たちが求め、また餓鬼たちも等しく求めるもの―――永遠。


様々なアプローチがあった、真祖との契約もそのひとつ。
・・・純粋な研究によって達成しようとする者が、どうしても越えられない壁を突破するために行ったことも。
力と、諦めと、悟りの境地に手にしたことも。

それは時に表世界に御伽噺や凶悪な自然現象として、闇の底から浮き上がる。
けれど・・・それはすぐに沈んでしまう、嘘みたいに綺麗さっぱり消えてしまう。
表世界は欠損が嫌いだから、常識の範囲内に収まらない事に対しては全力で否定する。
その働きは自浄作用と呼称される事が多いが、実際は忘却に過ぎない。
人が生きる時は虚ろいども、昔から死の匂いの

破壊と創造、生まれない失われゆくだけの行為。






ネタや状況
MBで、シオン。歌月十夜は過ぎ去ったけれどロリは嫌いだから使い魔はちょい役もなしで。
真面目に描けるというなら、あまり琥珀を目立たせないように秋葉+シオンタッグで事件解決かな?
アルクやその姉も道案内役として。
ワラキアのように、季節は不確定。街に吸血鬼はいない、歌月十夜みたいな話が書ければ良い。







★短編、  「ドライアイス」


★短編、  「アイスクリーム」









★短編、  「風原月野」

庭の所々に雪は融け残っていた、また雪が降る事は無いらしいが
あと三日ほどは晴天になることも少なく、琥珀と珍しく翡翠も空色を伺っていた。
週末まで二日、三人で揃って外出する予定だから私も二人に合わせて窓に近寄る。

「なかなか晴れないですね」
「はい」
「朝はまだ氷張るほど冷え込みますからね、翡翠ちゃんもせめて晴れて欲しいって思いますよね?」
「はい、姉さん。」












★短編
シオン一日目、路地裏で寝ているところを志貴に見つかって美味しく頂かれたら・・・
めっさラブだな〜、
















★短編、ギャグ「枯渇庭園ならぬ琥珀庭園」

簡単に想像できるな、冬なのに枯れ木に見た目は美味しそうなりんご形の捕食植物とか。
そんなモノたちを丹精込めて育てる琥珀、違和感なし。

見た目毒々しい収穫物、



昆虫、蟻地獄とかその方向はなさそう・・・朝鮮朝顔なら琥珀に似合うし。