◎九話 <この章はヒカルの急成長が際立っている、あかりの第三者視点から描く事が良いと思われる> 一年の夏休み。 三谷とあかりが理科室で碁、たまに筒井が夏期講習の間を縫ってくる程度。 「ヒカルは?」「あいつは」 ヒカルはsai、あかりは囲碁教室にも通っていた。帰りにヒカルがネット碁を打つところをみつける、がsai・・・ 二学期のはじめ。祖父に互い戦で半目負け。カツラの碁盤を得る。 囲碁部は部員が増えて、あかりは囲碁教室に通って阿古田さん相手にまだ初歩から。 ヒカルが強くなって阿古田さんに勝ち、 白川先生に驚かれ「ヒカル強くなった?」「でも塔矢にはな・・・半端な強さじゃ駄目なんだよ」 続いて三谷に初めて一勝を得るまでに成長し、 筒井先輩に驚かれ 海王の大将・岸本に副将並と評されるまでに成長する、 この時点で岸本はヒカルの急成長を知らないので驚きはしない。 一月期の院生試験へ、緒方の推薦を貰って棋譜を知る。