第一の構想、話。短編。前編後編。<完璧に喧嘩したまま別れとなる所が差異かな、短編だから結論結果を明確に見つけないと>
×第一の構想は一時停止。何だか乗り気でない、もう一工夫必要。

◎とうやこうようvsさい
軽く序章、語りのように。6行くらい?佐為の才が、この時、ヒカルの才に触れ合い。
佐為・千年の答えを見つけた。
ヒカル・対局の真ん中にいて二人を見ることが出来た。読み勝つ事ができた・・・そんな感じ。

◎倉田
佐為の碁が打てるようになる、理由は集中。初めての一色碁、相手が強敵ということは知っていたから。
サインを貰うが「・・・」と唖然としたまま、自分の碁ではなくなっていたから。

◎アキラ対局が行洋入院で潰れた、その次の相手。三段。
思考の海のなかで浮かんでくる、集中の限界が訪れる。ここに打てば良いと。これが佐為、自分の碁ではなくなっていく・・・
本来なら
その感覚はいつも何処までもついて来て、でも佐為本人は我知らずで、消えるとか我がまま言う。

「・・・・・ありません」
「・・・」

何の感情の動きも無い、最初から最後まで自分が打ってはいない感覚・・・佐為の命ずるままという流される感覚・・・。
対局相手に怪訝な顔をされる。
相手はこんなにも一生懸命打ててるのに、自分は・・・どうなってしまったんだ?

「?」
「・・・ありがとう、ございました・・・・」

そういえば虎次郎は、本因坊秀作はどうして全て打たせたんだろ?
わからない。
自分とは違って、この『佐為が中にいる』という感覚がなかったのだろうか?だから打たせた?


◎緒方
喧嘩別れ、したままで・・・最後のときへ。
佐為はヒカルに優しさや暖かい感情を持っていたが
ヒカルは意外と頑固に、謝罪を口にしない。できなかった。

その理由は・・・・佐為の碁が打てるようになったこと、対局中。

「ヒカルなんか私に勝てないくせに」
「・・・」

じゃあどうしてオレに取り憑いたんだよ?どうして

「そう!ヒカルなんかまだ私に勝てないのにっ」
「ヘン!おまえなんかオレが居なきゃ、碁石も持てねーくせに」
「・・・」

ぷいっと背を向けて、話しませんよ・・・謝ってくれるまで。とつむじを曲げる。
喧嘩は本当に久しぶりだった。
碁をうつようになって以来

★ヒカルの性格を把握、ちゃんと書けるように。

破局までとはいかないものの佐為からヒカルを拒絶した事は初めてかもしれなかった。
千年もの昔、碁を打つためだけに幽霊になった人間がただ一人の少年・・・碁石の持ち方すら知らなかった。
そんな少年に、心動かされたと言っても過言ではない。

↑まだ時間がないことを知らないので。

碁を打つときは焦燥感ばかり、伊角さん
悪かったときは折れる、ということ。それを
神の一手を極めていない佐為が消えていなくなるはず無い、探し続ける。

自分の中にいたこっそり隠れてた、どれだけ探しても見つからない理由がわかった。
もう逢えない。

思えば不思議な存在だった、肉親より近く馴染みの異性とも違う・・・既に自分の一部と化していた。

自分の碁の中に
それを知ってしまった。
自分が、佐為の意思を受け継いでしまったから・・・
涙

「碁への情熱は千年前も千年後も同じであると」

だから消えたんだ、全て俺の中にあるから。残すべきもの