<ジオフロント立ネルフ学園校門>



「おや。来たね?」

「うん」



カヲルと話をするときの敬語癖は、かなり抜けていた

やはり、普通に話が出きる相手であることと、年齢がそう違わないことが理由だろう

シンジは15才、カヲルはまだ18才である



「じゃあ、行こうか」



そう言って、二人はジオフロントの森林区域へ向かう

森林区域とは、読んで字の如く森である

公園のように整備されているわけではないので、人はほとんどいない

適度な障害物もあり、思う存分特訓に励めるということだ








君に吹く風


5月22日:夢魔











<森林区画>



「なかなかいいよ。その調子!」

「くっ!たぁっ!!」



抜き身の短剣でシンジは斬りかかる

最初は、抜き身で特訓をすることにかなり抵抗があった

しかし、抜き身だろうが何だろうが、カヲルには一太刀も浴びせることはできないのである

本気でかかっても、余裕でかわされてしまうだけだ



「いけっ!!」

「!!?」



シンジは、今までにない戦法を取った

バックステップして距離を取ったかと思うと、いきなりナイフを2、3本投げつけた

虚を突かれたカヲルだが、鞘に収めたままの刀であっさりとナイフを弾き落とす

しかし、シンジの狙いはまさに“そこ”だった

体勢を可能な限り低くし、カヲルの脚を薙ぎ払おうとしていた



「ふふっ、良い動きだ」

「えっ!!?」



シンジの目の前から、カヲルの姿が消えた

辺りを見回してもいない

上を見上げた瞬間!



「さぁ、行くよ!」

「くっ!!」



カヲルが、樹上から飛びかかってきた

ただ飛びかかってくるわけがない

辺りの木の枝を切り払っている

斜めに鋭く斬られた木の枝が雨のように降り注ぎ、それらを纏ってカヲルは飛びかかってきた



「ああぁぁっ!!!!」



シンジは、一瞬でフィールドの楯を創る

槍の穂先のようになっている木の枝を、ATフィールドが弾き飛ばす

しかし、カヲルはシンジのいない地面を叩く

木の葉が吹き飛び、津波のように押し寄せた

木の葉に視界をふさがれたシンジは、一旦距離を取ろうとする

しかし、木の葉の波の中から鞘が飛び出し、シンジの胸を突いていた



「・・・・・はぁはぁ、やっぱり敵わないや」

「いやいや、良い動きをするようになった。
ナイフを投げつけたのは新しい戦法かい?あれには驚いたよ」

「・・・・・ぜぇ、はぁ、カヲルさんの戦法には敵わないよ。
木の枝を降らせたり、木の葉で視界を塞いだりとか・・・・・・」

「まぁ、君が成長しているのは確かさ。少し休もう」



木の幹にもたれ、シンジはへたり込んだ

カヲルは全く呼吸を乱していない



「シンジ君。「力の流れ」は見切れるようになったかい?」

「うん。でも、一瞬で見切れるわけじゃないから、まだまだだよ」

「まぁ、一朝一夕にはうまくいかないものさ」



シンジは、ふと思った

昨日のことを聞いてみよう、と



「あの、カヲルさん」

「どうしたんだい?改まって」

「あの、イスラフェルって知ってます?」

「あぁ、使徒の一種だね」

「昨日、イスラフェルの大群に遭遇しちゃって」

「どれくらいの?」

「60以上」

「へぇ・・・・・・どうやって対処したんだい?」

「それが・・・・・・」



シンジは、昨日のことを話した

マユミのことである



「ATフィールドでこんなことができますか?」

「ふむ・・・・・・ATフィールドは、制御次第でどんな形にもできる。
引きちぎったり、叩き潰したり、踏みつぶしたりというのは不可能な事ではないよ」



そう言ってカヲルは、自分の刀をATフィールドで持ち上げて見せた


「しかし、あまり複雑な形を維持したりすることは、かなり集中しなきゃできはしない。
そして、訓練を受けていないと無理だね」」



宙に浮かぶ刀を睨み、ATフィールドが鞘ごとの刀をくるくると回す



「複雑な動きをさせるのも、集中が必要だね。このくらいは簡単だけど」

「・・・・・そうですか」



別段、集中しているようには見えないカヲルの笑顔

カヲルの簡単は、シンジにとっては難関中の難関である



「しかし、その男の声というのは気になるね」

「それが一番謎なんだ。
山岸さんって、普段はわりと無口で、話すときも丁寧な言葉なんだけど、
その時だけは・・・・・・その、下品で、乱暴な言葉で・・・・・・」

「・・・・・・・・・・考えられることが一つだけある」

「!!?」



シンジは身を乗り出して聞いた

しかし、カヲルは表情を曇らせる



「シンジ君。君はこの話を聞いても、山岸さんという人に、偏見を持たないと約束できるかい?」

「できる!」

「・・・・・・他人には無闇に話さないと・・・・・」

「約束する」

「しかし、知ってどうするんだい?」

「・・・・・助けてもらったから、今度は何か助けることができれば、と思って・・・・・・」

「そういう考えは、やめた方がいい。その山岸さんは、恐らく“夢魔”に取り憑かれている」



夢魔

その言葉だけは、聞いたことがある

夢の中に現れて悪夢を、或いは卑猥な夢を見せる悪魔

リリムなどと呼ばれ、聖職者に卑猥な夢を見せる夢魔もいるという話だ

サキュバスやインキュバスと呼ばれる者もおり、

前者は男に、後者は女に悪夢を見せる悪魔だ

しかし、シンジはここまで詳しい知識は持っていなかった



「あの、夢魔って何ですか?」

「普通、夢魔という存在は夢の中にしか影響を及ぼさない。
悪夢を見せたり、思春期の少女なら、まぁ、卑猥な夢を見せたりする」



流石のカヲルも、少し言いにくいらしい

普段は真っ白な頬が、ちょっと赤い



「しかし、ときに強い影響力を持った夢魔も存在する。
自身の中の潜在意識、心の底の欲望を感じ取って、現実の世界に現れる」

「じゃ、じゃあ、山岸さんは・・・・・・」

「あぁ、夢魔と言っても、夢魔は悪魔じゃないんだ。
基本的には、周囲に害を及ぼすような存在ではないよ。
・・・・・・・しかし、その山岸さんという人は、普段あまり友達と話したりは?」



シンジは黙って首を振った



「・・・・・そうか。彼女自身は、夢魔という存在を“認めて”いるのかもしれないな」

「・・・・・・・あの、どういうことなんですか?」

「夢魔というのは、自分自身の心を増幅した鏡だ。特に負の感情。どす黒い部分のね。
殺意、羨望、嫉妬、妄想、憤怒、性欲などを感じ取って動く」

「・・・・・???」

「例えば、彼女がふとしたことからある人を深く憎んだとしよう」

「はい」

「すると、夢魔はその人に対する殺意や嫉妬を増幅し、その人を傷付けようとする。
最悪の場合、その人を殺してしまうということだって考えられる。
彼女自身はそんなことは望まないだろう。
しかし、夢魔という存在は決して否定することはできない心の底を映し出すんだ。
その場で何と言っても、それは夢魔の前では安っぽい綺麗事になってしまう。
何と言い繕っても、彼女自身はそうすることを心の底で望んでいることになるからね」

「・・・・・・・つまり、単純な本能に従って行動をする?」

「まぁ、簡単に言えばそういうことになるね」

「・・・・・・・あの、夢魔というのはどうすれば追い払えるんですか?」



カヲルは、溜息をつきながら言った



「言っただろう?夢魔というのは、心の鏡なんだ。
他人にどうすることもできなければ、本人さえも夢魔を消すことはできない」

「そんな!」

「唯一できるとすれば、夢魔の存在を“認め”自分の感情をコントロールすることかな?」

「コントロール?」

「誰にだって、どす黒い感情はある。
おとなしい人間だって、凶暴な衝動や殺意がないわけじゃない。
どんな清楚な人だって、淫らな欲望を秘めていないわけじゃない。
コントロールすることと言うのは、否定することとは違うんだよ。
うちに秘めた感情を否定したり、無視したとしても、その感情はどんどん膨れ上がるだけさ。
性欲というものが強制的に抑圧された中世の聖職者は、ほとんどが夢魔に憑かれていた。
膨れ上がる感情が、欲望が限界に達したとき、夢魔は現れるからね」

「・・・・・・・・・・」

「しかし、山岸さんという子は、多感な年頃なのに夢魔を制御できるほどの心の持ち主なのか。
それが、欲望の発散による制御なら良いんだけど・・・・・・・」

「何か、あるんですか?」

「・・・・・・夢魔というのは、心を映す鏡というのは理解できたかい?」



シンジは頷く



「しかし、彼女の心に何もなかったらどうなると思う?」

「えっ?夢魔は動かないんじゃないですか?」

「そう、動かない。しかし、それは同時に危険な抑制でもある。
夢魔の抑制、それは内なる感情の抑圧と同じ事だ。
いつか、弾け飛んでしまいかねない鎖でしかない。そんな物で簡単に夢魔を縛ることはできないさ」

「・・・・・どうなるんですか?」

「・・・・・・あまり、言いたくはないが、抑圧された感情が暴走したとき、
夢魔も暴走する。彼女の欲望のままにね。その欲望に晒されるのは彼女自身だ」

「・・・・・・夢魔が、押さえ込まれた心の力が、彼女自身を殺してしまう?」

「その通り。だからと言って、僕達には何もできない。
・・・・・・・この話は、あくまで推測に過ぎない。あまり本気にはしないようにね」

「・・・・はい」

「さぁ、休憩は十分だろう!?特訓を再開するよ!!」

「は、はい!」



しかし、特訓の最中でもカヲルの話が頭から離れず、シンジは集中できなかった



「今日は、早めに終わろう」



カヲルにそう言われ、普段は夕方までの特訓を昼過ぎには切り上げてしまった

カヲルと別れ、シンジはふらふらと寮に帰る

今日は誰か残っているだろうか?










<男子寮:シンジの部屋>



自室に帰って、シャワーで汗を流す

服を着替えた後、寮をぶらつくが



「・・・・・・・誰もいないや」



という結果に終わった

余力があればガス抜きに走るのが、正しい3年生の姿である

部屋に籠もっているのも退屈なので、シンジは校舎に向かった

校舎はそんなに静かではない

教員はいるし、生徒の一部は校舎で補習と言うこともある

シンジは、とりあえず図書室に向かった










<図書室>



「・・・・・碇君」

「や、山岸さん!!!?」

「どうかしましたか?私が居て」

「ご、ごめん。誰もいないと思ってたから・・・・・・」

「そうですか」



マユミは、無言でページをめくっている

シンジも、手近な本棚から適当に本を取りだし、読み始めた

しかし、頭の中はカヲルに聞かされた夢魔のことで一杯だったので、本の方は全然集中していない



「・・・・・碇君」

「な、何!?」

「何を、読んでるんですか?」

「え!?こ、これは・・・・・・・」



シンジは本の背表紙を見る



「団地妻、昼下がりの情事」



心なしか、マユミの視線が冷たい



「い、い、いや、あの、これは、その!!」



自分でも支離滅裂になっていると思う

しかし、マユミは冷静だった



「碇君。昨日の探索の時のことを・・・・・気にしてるみたいですね」

「・・・・・・・・う、うん」

「・・・・・・・・・・碇君は、夢魔というのを知っていますか?」



やっぱり、そうだった!

シンジは心の中で叫んだ



「うん。知ってる」

「私は、夢魔に取り憑かれているんです」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・驚かないですね。薄々感付いていましたか?」

「・・・・・・ううん。色んな事を知ってる人に、相談したんだ」

「そうですか。じゃあ、私から話すことはないですね」

「ま、待って!!僕に何かできることはないの!!!?」



何もない

カヲルにはそう言われた

しかし、シンジは聞かずにはいられなかった



「何もないですよ。強いて言うなら、私に関わらないでください」

「どうして!!?」

「・・・・・・私が12才の頃でした」



マユミは、己の過去を語り始めた





私の中で夢魔が目覚めたのは、12才の時です

この学校に入学する前でした

私の実家は裕福でした。それ故、両親は私を束縛していました

屋敷からは出ることも敵わず、窓から外を見るばかりの毎日でした

この学校を選んだのも、両親です

何を考えてこの学校に入学させたのかは知りませんけどね



話を戻しましょう。私が12才の時です

私は、一冊の本を読みました

在り来たりな恋愛小説でした

でも、私はその話に憧れました

何度も何度も読み返しては、恋に憧れたのです

しかし、私の周りには年の近い男の子の友達なんていませんでした



ある日のことです

私は一人の男の子に恋をしました

父の友人の方の息子だとか・・・・・・・

私より二つ大きくて、私によく話をしてくれました

まるで、兄のように私は彼を慕っていました

しかし、段々会いに来てくれる機会は減っていきました

私は、彼に会いたくてたまりませんでした

そんな時です

夢魔が目覚めたのは



最初は、彼の姿をして夢の中に出てきました

本当に、楽しかったです

夢の中ではいつも一緒で、話をして、遊んでいました

しかし、1ヶ月後、私は彼の姿をした夢魔に犯されました

泣き叫んで抵抗しましたが、夢魔は消えませんでした

それから、夢魔という存在を知りましたが、私は夜毎夢魔に嬲られていました

私は、心の底でそうされることを望んでいたからです

あの時の気持ちは、誰も理解することができないでしょうね

自分はこんな人間じゃない、って思えば思うほど、夢魔は強くなっていきました

気が狂いそうでした。自分がこんなにも淫乱な女なんだって思い知ったんですから



私は、他人と関わってはいけないんです

他人を好きになれば、夢魔がその人の姿をとって、私を嬲りに来る

その人を好きになればなるほど、夢魔は私の欲望を感じて動きますから

他人を嫌いになれば、夢魔がその人を殺してしまう

その人を嫌えば嫌うほど、夢魔は残忍になります

だから、私に関わらないでください

好きになった人に嬲られることに、私は耐えることができません

誰かを嫌いになれば、その人を殺すことになりますから










話し終えたマユミは、いつもと変わらない仮面のような無表情だった



「・・・・・・・・」



シンジには、何も言うことができなかった

彼女に関わって、嫌われたりしたら、彼女の夢魔に殺されてしまう

彼女と関わってはいけない

心がそう叫んでいた



「・・・・・・山岸さんは、矛盾してるよ」

「どういうことですか?」

「嫌いになったら殺しちゃうって、誰も嫌わなきゃいいじゃないか」

「碇君は、誰も嫌わずに生きることができますか?」

「・・・・・・できないと思う。でも、嫌う以上に好きになればいいと思うよ」

「あなたにはわかりません。私の気持ちは」

「違うよ!わからないのは山岸さんが逃げてるからだ!!」

「・・・・・・・・・・・」



急に、マユミは口をきかなくなった

不審に思ったシンジは、恐る恐る声を掛ける



「・・・・・山岸、さん?」

「(逃げてるだと、コラァ!!!てめぇみてえなちんけな小僧がほざくんじゃねぇよ!!!!)」

「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」



仮面を剥がしたように、マユミの表情が一変する

残忍で、憤りに満ちた顔だ

そして彼女の影から、黒い巨体が飛び出す

慎重は3mほどで、全身レザーのように真っ黒

背中には蝙蝠のような巨大な翼を背負い、手には鋭い鉤爪、尻には長い尾がある

髪の毛はなく、2本の角があり、顔には大きく裂けた口があるだけだった

簡単に言うとこうなる



「悪魔」だ



シンジは夢魔に吹っ飛ばされた

本棚に叩きつけられ、崩れ落ちる



「(さっきから聞いてりゃわかった風な口をききやがってたなぁ、おい!!!!)」

「・・・・ぐ、くっ!!」

「(オラァッ!!!!!)」

「うわぁっ!!」



本棚を崩す程の一撃をシンジは何とかかわす

しかし、夢魔の一撃は徐々に彼を追いつめつつあった

シンジは、練習用の短剣を抜いた

躊躇っていては駄目だ、殺されてしまう



「(へっ、面白えじゃねぇか!!!)」

「くっ!たあっ!!」



突き出された鉤爪をかわし、腕を抜き身の刃で斬りつけた



「えっ?」

「(きかねぇよ。残念だったな)」



夢魔は、ニヤリと笑ってシンジを払い飛ばした

ぼやける視界の中で、夢魔が近寄ってくる

そして、マユミは腕を押さえて蹲っていた

“斬りつけた夢魔の腕と同じ場所”をだ



「や、山岸さん!!!」

「(てめぇが斬りつけといて心配そうに喚くんじゃねぇよ!!!!)」

「ひっ!!」



繰り出される鉤爪を何とか避ける

しかし、死角から繰り出された尻尾の一撃をかわすことはできなかった

シンジは本棚に叩きつけられる



「(てめぇみてえなガキに同情されるほど落ちぶれちゃいねーんだ!!!!!)」

「ぐはああぁぁぁっ!!!!!!」



夢魔のつま先が、シンジの鳩尾をとらえる

勝ち誇った笑いを浮かべて、夢魔は呟いた



「(命が惜しけりゃ、二度と目の前に現れるな!!!!)」



夢魔は消えた

これらの科白は全てマユミが言わせているはずなのだ

そう考えると、彼女の精神はどうしようもないくらい病んでいるのかもしれない










<保健室>



「・・・・・・・うぅ」

「気が付いた?」

「・・・・あれ?保健室?」



起きあがると、リツコがいた

隣にはマユミもいる



「山岸さんが知らせてくれたのよ。助かったわね」

「・・・・・・・・・はい」



彼女に殺されそうになったんです

そんなことは絶対に言えない



「夢魔に襲われたのね」

「あ、赤木先生が何でそのことを!!?」

「・・・・・詳しい事情は山岸さんに聞いたわ。よく無事だったわね」

「あ、はい」

「抑制がまだ効いていたからかしら?」

「・・・・・・抑制・・・・・・」



あれで、手加減していたのだろうか?

図書室はしばらく閉鎖しなければならないほどの惨状だというのに



「・・・・・・碇君。命が惜しければ、もう私には関わらないでください」



マユミはそう言うと、保健室を去る

その背中は小さく震えていた

こうしている間にも、彼女は夢魔と戦っているのだ



「・・・・・・・・何も、できないんでしょうか?」

「彼女は、何も望まないわ」

「でも!!」

「・・・・・・下手な同情は、傷口を広げるだけよ」

「下手な同情なんかじゃありません!!」



シンジの言葉に、リツコは溜息をついた



「とにかく、手当はしておきましたから早く帰りなさい」










結局、シンジは何もすることができなかった



「・・・・・・下手な同情・・・・・・だったのかな」



その答えは、自分自身の中にある

今の彼には、どうすることもできなかった





つづく





後書き

こんにちわ。それともこんばんわ?T.Kです

今回は・・・・・・・・・・・・ちょっと、痛い話です
マユミの秘密と、その過去の話でした
最初は、マユミは出さないつもりだったんですけど、出しました
しかも、無茶苦茶強いです
今後の活躍に期待しましょう

では、感想お待ちしてます
一言でも良いからお願いしますね